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韓国代表指揮官、日韓戦の定期開催を再び希望「年2回から3回は日本と対戦できれば」「アジア杯決勝で会いたい」

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7月のU17アジア杯決勝では日本が3-0で韓国に勝利

 韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督が9日の会見で、日本代表との定期戦実施を再び希望したようだ。現地メディア『中央日報』などが伝えている。

 韓国は今月13日にチュニジア代表と、同17日にはベトナム代表と国際親善試合を行う。11月からW杯アジア2次予選が始まり、来年1月にはアジアカップを控えているため重要なテストマッチとなり、クリンスマン監督はFWソン・フンミン(トッテナム)ら欧州組を積極的に起用することを示唆した。

 一方、アジア大会の男子サッカーで韓国が日本を下して3連覇を達成したこともあり、日韓戦に関する質問も記者から出たという。指揮官は8月にも「毎週でも試合をしたい」とコメントしていたが、改めて「年に2回から3回は日本と対戦できればいいと思う」と主張した。

 クリンスマン氏は日本を「実力のある選手が多くいるし、尊重する」と認めつつ、アメリカ代表監督時のメキシコとのライバル関係を例に出して定期戦の意義を説明。当時は両国間に力の差があったが、対戦を重ねるなかでアメリカが力をつけて強化に成功したという。

 これは日韓戦でも同様だとし、「両チームの発展にとってこのような関係は良いことだと思う」と伝え、日本にもチーム強化の面で利益があるとの見解を示している。また、定期戦をすることで自チームの成長度合いが理解しやすい点もメリットとしている。

 アジアカップで両国の対戦が実現した場合は優勝を目指す上での重要な一戦になると思われるが、クリンスマン監督はここでも日本との対戦を希望。さらに「ぜひ決勝で会いたい」と語り、アジア王者の座をかけたビッグマッチと定期戦の両方が実現することを期待している。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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