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サラーがもも裏の負傷で途中交代…前回準Vエジプトは2戦連続ドローでアフリカネーションズ杯GL突破に黄信号

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FWモハメド・サラーが負傷

 アフリカネーションズカップは18日にグループリーグ第2節を行った。エジプト代表はガーナ代表と2-2のドロー。エースFWモハメド・サラーは前半終了間際の負傷で途中交代となった。

 過去7度の優勝を誇り、前回大会は準優勝だったエジプトだが、初戦でモザンビークと2-2で引き分けた。白星がほしい第2戦でガーナと対戦。しかし前半で得点を奪うことはできず、さらに前半終了間際にはサラーが左太ももの裏を押さえ、プレー続行不可能となった。

 サラーが去った2分後の前半アディショナルタイム3分過ぎ、エジプトはガーナMFモハメド・クドゥスのゴールを食らい、先制を許す。前半を0-1で折り返した。

 エジプトは後半24分にFWオマル・マーモウシュのゴールで同点に追いつくが、その2分後には再びクドゥスのゴールでガーナに勝ち越しを許す。それでも29分にFWムスタファ・モハメドがゴールネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。

 だが、サラーを欠いたエジプトは逆転を果たすことはできなかった。2-2のドローで勝ち点1の痛み分けとなり、きょう行われるカーボベルデとモザンビークの試合の結果次第ではエジプトは3位に転落する。

 6つに分かれるグループリーグは上位2チームと、各グループ3位のうち上位4チームが決勝トーナメントに進む。エジプトもまだ可能性は残されているが、エース負傷の不安要素が残るなかで黄信号が灯り始めている。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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