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韓国まさかのドローに大非難…ソン・フンミンが困惑「動揺させないで。SNSは度が過ぎてつらい。もう少し選手を大切にして」

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FWソン・フンミン

[1.25 アジア杯グループE第3節 韓国 3-3 マレーシア]

 韓国代表は打ち合いの末、マレーシアと3-3で引き分けた。キャプテンのFWソン・フンミンは記者会見に出席。「選手たちを動揺させないでほしい。見守ってほしい」と苦言を呈した。韓国紙『中央日報』が伝えた。

 壮絶な打ち合いは後半アディショナルタイムにまで及んだ。韓国は2-2のまま90分を終えると、後半アディショナルタイム4分過ぎにソン・フンミンが逆転ゴール。しかしマレーシアも後半アディショナルタイム15分過ぎに再びゴールを決め、試合を振り出しに戻す。そのまま勝ち点1を分け合い、韓国は首位から陥落し、2位でのグループ突破となった。

 FIFAランク23位の韓国が130位のマレーシアと引き分けたことで、代表チームへの風当たりは強まった。SNSではバッシングが飛び交うなか、試合後の記者会見では試合の最優秀選手としてソン・フンミンが登場。今大会で初めてメディアの前に姿を現した。

 ソン・フンミンはチームへの批判に関することのみ韓国語で対応。「大会前に記者の方々と話したかった。選手たちを動揺させないでほしい。見守ってほしいということを必ず伝えたかった」と語る。「だが、記者の方々と話す機会がなく、いまになってお願いをしたい」と強調した。

「大勢のファンがオンラインやSNSなどでやや度が過ぎる発言をしているがつらい」

「すべての選手に家族がいて、友人もチームメイトもいる。そのような言葉を聞くと痛む。サッカー選手である前に人間なのです」

「選手たちは(ファンのために力を)見せようと最善を尽くしている。選手たちをもう少し大切にしてほしい。記者の方々にも、サッカーファンにもお願いしたい」

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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