モナコは28日、日本代表FW南野拓実が2月度のクラブ月間MVPに選ばれたことを発表した。昨年8月度以来、今季2度目の受賞となる。

　南野はアジアカップを終えた直後の2月4日に開催されたリーグアン第20節ル・アーブル戦(△1-1)でモナコに復帰。同月のリーグ戦4試合に出場し、1ゴール1アシストを記録した。

　25日の第23節RCランス戦(○3-2)では、1-0の前半30分に相手のオウンゴールを誘発。2-2に追い付かれて迎えた後半アディショナルタイム2分にはカットインから左足で見事なシュートを決め、決勝弾を挙げた。さらに味方キッカーの失敗こそあったが、PKを獲得する活躍も披露。同試合でファン投票によるマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。

　クラブ公式サイトによると、今回はファン投票で80%以上の支持を集めて月間MVPに選出されたという。今季ゴール関与数で主将FWウィサム・ベン・イェデルの「12」(11ゴール1アシスト)に次ぐチーム2位の「11」(6ゴール5アシスト)を記録する南野に対し、クラブは「タキはヨーロッパの出場権を争う重要なゲームで再び輝きを放つことになるだろう」と期待を寄せた。

　モナコはリーグアンで現在、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)へのストレートインとなる2位ブレストと勝ち点2差の3位。次節は3月1日に開催され、ホームに首位パリSGを迎え撃つ。

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