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「今の時代…」“当事者”の堂安律が振り返るバイエルンMFムシアラの衝撃ゴール

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MFジャマル・ムシアラとマッチアップするMF堂安律

[3.1 ブンデスリーガ第24節 フライブルク 2-2 バイエルン]

 フライブルクの日本代表MF堂安律バイエルンのMFジャマル・ムシアラにスーパーゴールを許した場面について言及した。

 チームは1日にホームで行われたブンデスリーガ第24節でバイエルンと対戦。前半12分にDFクリスティアン・ギュンターが決めて先制したが、同35分にバイエルンのFWマティス・テルに強烈なシュートを叩き込まれ、同点に追いつかれる。

 さらに後半30分、右サイドハーフの堂安の背後でパスを受けたMFジャマル・ムシアラにボックス内へ進入されると、戻った堂安を含む複数人で囲んだ状態から右足でネットを揺らされた。

 堂安は試合後、チームとして消極的にも映った2失点目の守備に関して質問されると、「もうペナに入るとやっぱり彼に足を出せないので、そこの恐さはあった」と回想。「激しくいけないところありましたけど、右足のシュートに、最終的に右でくるっていうのはみんな分かっていた中でやられてしまったので、そこは真摯に反省すべきところだと思います」と受け止めている。

 このシーンで堂安は、包囲網をかい潜ろうとするムシアラを後ろから見る形だった。「ちょっとでも当たれば、今の時代ビデオ(VAR)もあって、こけられるとすぐPKになる。逆にこっちが攻撃の時も十分意識してますし、そこは難しかったです」。もっとムシアラに寄せた方が良かったと周りが言うのは簡単だが、非常にデリケートな判断を迫られていた。

 フライブルクは後半42分にFWルーカス・ヘーラーのゴールで追い付き、2-2のドロー。リーグ戦6試合勝ちなし(2分4敗)となったが、堂安は「バイエルンがそんなに今状態が良くないとはいえバイエルンなので、この勝ち点1はポジティブに捉えるべきだし、今は結果がついてきてないのがもちろんあれですけど、足元を見て内容にもフォーカスすれば結果はついてくると思う」と前向きに語った。



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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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