失意に終わったアジアカップの翌月となった3月、AZのDF菅原由勢はエールディビジで圧巻のパフォーマンスを示した。

　3月2日の第24節スパルタ・ロッテルダム戦に先発出場すると、前半25分に今季初ゴールとなる先制点をマーク。試合は1-1の引き分けに終わったが、この試合を皮切りに菅原が数字を残し続ける。翌節のエクセルシオール戦で1アシストを記録して2-0の勝利に貢献すると、代表活動前最終戦となった次戦のフォレンダム戦では2ゴールの大活躍。結果を残し続けて日本代表に合流した。

　そして代表活動を終えて迎えた3月のラストゲーム、30日のフィテッセ戦でもやはり結果を残す。後半8分、左からのCKでキッカーを務めると、ニアサイドに送ったボールをMFダニ・デ・ウィットが頭で合わせてゴールイン。先制点をアシストし、2-0の勝利に貢献した。

　菅原は3月のリーグ戦全4試合で3ゴール2アシストを記録。全試合でゴールとアシストのいずれかを記録し、AZの月間無敗を支えた。大きな活躍を示した菅原だが、X(@ssggwwrr)で「まだまだ」と投稿するなど高い向上心はとどまらない。4月以降のリーグ戦で更なる活躍が期待される。

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