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元U-15日本代表GK長田澪、被シュート23本も完封!! 上田綺世途中出場のフェイエノールトから勝ち点1

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GK長田澪が大活躍

 オランダ・エールディビジは4日に第28節を開催した。フォレンダムフェイエノールトと対戦し、スコアレスドロー。GK長田澪(登録名:ミオ・バックハウス)が圧巻のセーブ劇を披露した。

 ドイツ人の父と日本人の母を持つ長田は元U-15日本代表で、現在は世代別のドイツ代表に選ばれている。前半18分、得点ランキング3位のフェイエノールトFWサンティアゴ・ヒメネスにペナルティーエリア内からシュートを打たれるも、間合いを詰めた長田が左手で好セーブ。このときもともと負傷していた左腕を痛めて座り込んだが、テーピングを巻き直してそのままゴールを守った。

 その後も攻め込まれる時間帯が続くが、徹底的にゴールを死守。後半35分から出場したFW上田綺世は同40分、右サイドから鋭いクロスボールをゴール前に蹴り込む。しかしこれも長田が反応し、ピンチを切り抜けた。後半アディショナルタイムにはMFオンドジェイ・リングルがゴール左隅を狙ったシュートに長田が弾くも、こぼれ球に上田が反応。それでも長田は素早い起き上がりでシュートコースを消し、上田にシュートを打たせない。上田はゴール前に浮き球を供給したが、味方が足を止めていてフォレンダム守備陣がクリア。その後上田のポジションがオフサイドだとする副審の旗が上がった。

 試合はそのまま0-0で終了した。リーグ公式サイトによると、フェイエノールトが放ったシュートは23本でそのうち枠内は10本。ボール支配率もフェイエノールトが76%と圧倒したが、長田が立ちはだかった。

 フォレンダムは現在最下位と低迷中。それでも今月20歳を迎える長田の活躍で、貴重な勝ち点1を獲得している。



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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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