マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督がMFブルーノ・フェルナンデスに称賛の言葉を送った。イギリス『ミラー』が伝えている。

　プレミアリーグ6位のユナイテッドは24日、ホームで行われた第29節で最下位シェフィールド・ユナイテッドと対戦。相手に2度リードを許す展開となったが、1-2の後半16分にB・フェルナンデスのPK弾で同点に追い付いた。

　さらに後半36分、B・フェルナンデスのスーパーミドルが決まり、3-2と逆転に成功。同40分にはB・フェルナンデスのアシストからFWラスムス・ホイルンドが追加点を挙げて4-2とし、ユナイテッドはリーグ戦5試合ぶりの勝利を飾った。

　B・フェルナンデスは直近の公式戦8試合で8ゴールと好パフォーマンスを披露。テン・ハフ監督はリーグ戦で約1か月半ぶりの白星をもたらしたキャプテンを称えている。

「彼はとても調子がいい。彼をいいポジションに置くと、いいところを見つけるんだ」

「あのポジションにいる時、彼は正しい判断を下す。彼は多くのチャンスを作り出し、ゴールを決め、アシストや重要なアクションを起こすことができる。だから彼のパフォーマンスにはとても満足している」

「彼はリーダーシップを発揮してくれている。しかし、彼のエネルギー、両サイドへのトランジションもとても重要だ。彼はチームを鼓舞しようとしている。彼のパフォーマンスと姿勢にはとても満足している」

「ポジティブな面もたくさんあった。2試合を落としたあとの反発力とかね」

　その一方で、指揮官は「だが、ネガティブなこともあった。失点してしまったし、あれは許されない。このことから学ばなければならない。でも勝利には満足しているし、次に進まなければならない」と課題も語った。

　また、勝利の立役者となったB・フェルナンデスは 「得点できたのは良かった。でもゴールを決めることよりも、試合に勝ちたい。ゴールを決めることも僕の役割のひとつだけど、僕にとって一番大事なのは試合に勝つことなんだ」とコメント。「最近、僕たちはあまり勝てていない。ユナイテッドの選手であるためには、試合に勝つことが必要なんだ」と強調した。

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