ユベントス(イタリア)は26日、欧州CL予備3回戦第2戦でアルトメディア(スロバキア)に1-1で引き分け、2試合合計5―1で3シーズンぶりの本大会進出を決めた。
　第1戦を4-0で圧勝し、アウェーに乗り込んだユーベは前半14分に先制されたが、同25分、パレルモから新加入したFWアマウリが同点ゴール。試合はそのまま1-1で終わったが、第1戦で得たアドバンテージを生かした。
　セリエAの八百長問題などでセリエBに降格していたユベントスにとっては3シーズンぶりとなる欧州CL本大会。アマウリはクラブの公式サイトで「欧州CLは夢の舞台だった。その夢のために僕らは戦った。得点を決められて幸せだ」と喜び、「僕らFW陣はチームを助けるためにできる限りのことをするべきだ。先発でも途中出場でも、それは変わらない」と、激しいポジション争いの中でもチームのためにプレーすることを誓った。
　また、uefa.comによると、アマウリのゴールをアシストしたMFパベル・ネドベドは「この結果は僕らが求めていたものだ。ローマでの決勝にたどり着くために全力を尽くしていきたい」と語った。

(文　西山紘平)