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ブレーメンのディエゴがチーム合流、"思い"を語る

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Text alert@ケルン

 五輪参加で周囲を騒がせたブレーメンのブラジル五輪代表ジエゴが、26日再びチーム練習に合流した。
 同日付ベルダー・ブレーメン公式サイトでは、練習後のディエゴのコメントを掲載。五輪に対する印象や、ブレーメンへの気持ちをコメントしている。

五輪はどうだったか?の質問については「北京五輪は、本当に素晴らしい時間だった。その雰囲気を感じることができて最高だった。ずっと参加したかった大会だったから満足している。残念ながら、ほかの競技はテレビ観戦しかできなかったけどね。でも選手村では、バレーボールブラジル代表選手たちといっしょに過ごすことが多く楽しかったよ。」とコメント。
 大会に参加することで、いろいろあったがそのことについてはどう思ってる?
「ブレーメンとはすべて話をして解決している。僕たちはお互いの状況について話し合いを行い、すべて円満に解決しているよ。だから僕は、五輪で最後までプレーすることを認めてくれたブレーメンに心から感謝している。今日ブレーメンへ戻って初めて練習に参加したけど、とても良い雰囲気だった。だから今後はすべてをブレーメンのために出し切るつもりだよ」と多少は後ろめたい気持ちもあったようだが、あらためてブレーメンへの“思い”を明かした。

 週末の試合については、「26日間で8試合をこなして、十分にトレーニングをしてきている。疲れはないよ。週末は最高のコンディションで迎えることができると思う。チームには最高のFWピサロも来てくれた。今はもうブンデスリーガ優勝しか考えていないよ!!」と力強い優勝宣言をしてくれた。

 ディエゴがいない間の2試合で、2引き分けという結果のブレーメン。次のボルシアMG戦では、心配をかけた多くのファンに初勝利をプレゼントしなくてはならないだろう。

(文 福岡正高)

<写真説明>五輪アルゼンチン戦でプレーしたディエゴ

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