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金メダル・アルゼンチン五輪代表に欧州が熱視線

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 今夏の五輪で金メダルに輝いたアルゼンチン五輪代表に対して、欧州各クラブが興味を示しているという。

 アルゼンチン五輪代表選手の多くは母国を飛び出してすでに欧州各クラブに所属している。現在も母国でプレーをしているのはオーバーエイジで参加したリケルメと左SBルチアーノ・モンソン(ともにボカ・ジュニアーズ)、そして今回は1試合しか出番のなかったディエゴ・ブオナノッテ(リバープレート)の3人だけ。ブオナノッテはアピールする機会が少なかったが、全6試合に出場したモンソンに対してベンフィカ(ポルトガル)が興味を示していると、スペイン・マルカ紙が報じている。

 また、ラシン(スペイン)に所属していたDFセキエル・ガライ(5試合に出場)は、その才能を見込んだR・マドリーが5月に獲得。しかし今季はそのままレアルからレンタルの形でラシンでプレーすることが既定路線となっていたが、五輪での活躍を見て逆転でレアル残留の可能性も残ってきた。

 同チームでとくに評価が上がっているのが、全6試合に出場し、決勝戦で鮮やかなループシュートを決めたFWアンヘル・ディ・マリアだ。ディ・マリアは現在ベンフィカに所属しているが、ポルトガルのA Bola紙によればバルセロナ、ミラン、インテル、チェルシーなどのビッグクラブが興味を持っているという。今季はベンフィカでプレーし、ビッグクラブへの移籍は来季だろうとも伝えられているが、いずれにせよ08-09シーズンでの欧州ビッグクラブのスカウトたちの視線はアルゼンチン五輪代表選手たちに集まることとなりそうだ。

<写真説明>五輪決勝戦でのアルゼンチンイレブン。モンソンは前列中央背番号3。ディ・マリアはその右となる背番号11

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