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[FCWC]ファーガソン監督、「ガンバとの対戦なら厳しい試合になる」

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 11日に開幕するFIFAクラブW杯(FCWC)に出場するマンチェスター・U(イングランド)を率いるアレックス・ファーガソン監督が、ガンバ大阪と対戦することになれば、「ユナイテッドの実力を試される厳しい試合となるだろう」と警戒感を示した。

 FCWCに向けてFIFAからインタビューを受けたファーガソン監督は、「我々はチャンピオンズリーグを制したから日本に行くことが出来る。向こう5年間もこの大会(FIFAクラブワールドカップ)に出場し続けることができたら、と思うよ。この大会に参加できるのは名誉なことだ。我々はインターコンチネンタルカップ優勝経験のある、イングランド唯一のクラブだ。このタイトルは、ユナイテッドがこれまでに達成した偉業のひとつだと私は思っている」と話すなど、まずは「クラブ世界一」の座を争う場に向かうことに対しての喜びを語った。

 この大会、マンUは準決勝からの出場となり、対戦相手は現在まだ決まっていない。「アデレード・U(オーストラリア)とワイタケレ(ニュージーランド)戦の勝者」対G大阪の勝者がマンUと対戦することになる。ACLの結果を見ればG大阪の勝ち上がりが有力。対戦相手がG大阪になった場合、ファーガソン監督は「ユナイテッドの実力を試される厳しい試合となるだろう」と予想する。その理由は「07年に浦和レッズと親善試合で対戦したが、非常に厳しい試合だった。Jリーグは何人もの世界のトッププレーヤーがプレーする、非常にレベルの高いリーグだ。Jリーグのこれまでの投資が報われてきている証だろう。親善試合で日本に来て、日本のチームと対戦するときはいつでも、自分たちが試される」と、これまでの自身の経験に裏打ちされたものであることも明かした。優勝候補最右翼ではあるが、世界的な知将にはみじんも油断はないようだ。

 マンUは15日に来日し、18日、準決勝に出場する。

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