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豪州がウズベキを一蹴、5戦無敗&無失点で首位返り咲き

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[4.1 W杯アジア最終予選 オーストラリア2-0ウズベキスタン シドニー]

 W杯アジア最終予選が1日、行われ、オーストラリアがウズベキスタンに2-0で快勝し、この日試合のなかった日本を抜いてA組首位に返り咲いた。

 オーストラリアは4勝1分で無敗を守り、最終予選5試合連続の無失点となった。日本時間23時15分キックオフのバーレーンvsカタール戦が引き分けに終わった場合、各大陸予選を含め、一番乗りでのW杯出場が決まる。

 負傷を抱えるMFティム・ケーヒルを温存したオーストラリアはFWスコット・マクドナルドの1トップで、攻撃的MFに右からガルシア、マーク・ブレシアーノハリー・キューウェルと並ぶ4-2-3-1のシステムを採用。

 0-0の後半21分、ブレシアーノの右クロスに途中出場のFWジョシュア・ケネディがヘディングで先制ゴールを決めると、同28分にはキューウェルのPKでダメを押した。

 次戦の6月6日に日本代表と対戦するウズベキスタンは4-4-2で、3月28日のカタール戦(4-0)でハットトリックを達成したFWファルハド・タジエフと司令塔のセルベル・ジェパロフが縦関係の2トップを組んだ。

 劣勢の試合展開にも粘り強く戦い、後半8分にはタジエフが左足で際どいミドルシュートを放つなどチャンスもつくったが、最後はオーストラリアの圧力に屈した。

 敗れたウズベキスタンは2位以内の可能性が消滅。プレーオフに回る3位を目指し、残り2試合を戦うことになった。

 また、この試合で右サイドバックのDFガフロフが警告を受け、日本戦は累積警告で出場停止となる。

<写真>2点目のPKを決めたキューウェル(中央)がチームメイトと喜ぶ

(文 西山紘平)

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