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長期出場停止明けの元韓国代表FWイ・チョンスが大活躍:韓国Kリーグ

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 韓国Kリーグは25日と26日、第7節を行った。
 首位の光州尚武フェニックスと5位の江原FCとの一戦は前半31分に江原が先制したが、光州は直後の34分にMFキム・ミョンジュンのゴールで同点。1-1で後半にもつれ込んだ試合は30分、光州がDFチェ・ウォンゴンのヘディングシュート勝ち越すと、後半ロスタイムにもキム・ミョンジュンが再びゴールを破り、3-1で勝利。首位を守った。

 今季無敗で2位につけている全北現代モータースは、ホームで大田シチズンと対戦。前半8分、FWエニオのゴールで先制した全北は、後半6分にもエニオのラストパスから元韓国代表MFチェ・テウクが右足で追加点を決めた。勢いに乗った全北は8分にもエニオのFKからFWルイスが3点目のゴール。結局後半20分にも元韓国代表FWイ・ドングッのゴールで加点した全北が4-2で快勝した。
 昨年優勝の水原三星ブルーウイングスと今季未勝利の全南ドラゴンズとの一戦は、全南の元韓国代表FWイ・チョンスが大活躍。この日が開幕戦で受けた長期の出場停止明けだったイ・チョンスは1-0の前半17分、MFキム・スンヒョンへの絶妙なラストパスでゴールをアシストすると前半ロスタイムには豪快なミドルシュートをゴールへと叩き込んだ。チームはイ・チョンスの活躍もあり、4-1で勝利。今季初勝利を挙げた。

 なお、3位のFCソウルは後半ロスタイムにDFパク・ヨンホが決勝ヘッドを決め、蔚山現代ホランイに2-1で逆転勝ちをおさめている。

その他の、Kリーグ第6節の試合結果は以下の通り
(4月25日)
釜山アイパーク 1-0 大邱FC
(4月26日)
慶南FC 0-2 仁川ユナイテッドFC
城南一和天馬 2-0 済州ユナイテッドFC
※浦項スティーラーズは今節試合なし

第6節終了時点の主な順位は以下の通り。()内は勝ち点、その後ろの数字は得失点差
1 光州尚武フェニックス(16)+7
2 全北現代モータース(14)+8
3 FCソウル(11)+5
4 仁川ユナイテッドFC (11)+4
5 城南一和天馬(11)+2

(文 吉田太郎)

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