beacon

[コンフェデ]3決スペイン対南アフリカ、延長戦の末!?

このエントリーをはてなブックマークに追加
 6月14日から南アフリカで開催されてきたコンフェデレーションズカップは28日、大会最終日を迎えた。決勝戦に先駆けて行われたスペイン対南アフリカによる3位決定戦は、試合終盤に点の取り合いがはじまり、延長戦の末にスペインが3-2で勝利した。

 シャビが欠場したスペインは以下のメンバーで試合に臨んだ(4-1-3-2)。
GK1イケル・カシージャス
DF(右から)19アルバロ・アルベロア、2ラウール・アルビオル、3ジェラール・ピケ、11ホアン・カプデビラ
MF14シャビ・アロンソ、20サンティ・カソルラ、12セルヒオ・ブスケツ、18アルベルト・リエラ
FW9フェルナンド・トーレス、7ダビド・ビジャ
 対する南アフリカは4-4-2。

 地力に勝るスペインが前半から主導権を握るが、決定的と言える場面は南アフリカGKクーンの好守もありゴールを割ることができない。
 そしてゴールが奪えないまま前半が終わり、後半も同じような展開となったスペインは後半12分、ビジャに代えてダビド・シルバ、トーレスに代えてダニエル・グイサとここまでゴールを決めてきたツートップをまるごと入れ替える策に出る。それでもスペインが先制点を奪えないなかでの後半28分、先にゴールを奪ったのは南アフリカだった。左サイドのシャバララからのクロスを途中出場FWムフェラが決めて、地元南アフリカがスペインから待望の1得点をあげる。

 まさかの先制点を喫したスペインを救ったのはここまで試合出場の機会に恵まれなかったグイサだった。試合終了間際となった後半43分にグイサがボレーで同点弾をたたき込むと、その1分後にはグイアサの入れたクロスがそのままゴールインして逆転に成功する。
 残り1分、このままスペイン勝利と思われたが、ドラマは終わってはいなかった。地元の観客が帰り始めた後半ロスタイム、先制点を決めていたムフェラが今度はFKを直接決めて、同点とする。

 2-2となった延長戦で勝負を決めたのは、シャビ・アロンソだった。延長後半2分、アロンソの左からのFKが誰も触らないまま直接ゴール。シーソーゲームとなった試合はこのアロンソの直接FK弾が最後の得点となり、延長戦の末に3-2でスペインが南アフリカをくだした。この結果、スペインが3位、開催国の南アフリカは4位で大会を終えている。

▼関連リンク
コンフェデ杯2009特集

TOP