トルコ・サッカー協会は17日、同国代表監督として、オランダ人のフース・ヒディンク氏(63)と契約合意したと発表した。

　同国サッカー協会の公式HPで「ヒディンクがユーロ2012を率いる」との大見出しで発表。ヒディンクのこれまでの経歴や契約年数について書かれており、契約は今年の8月1日からの2年契約で、さらに2年のオプションが付いているとある。

　ヒディンク氏は2006年からロシア代表の監督を務めていたが、南アフリカW杯出場を逃し、6月30日の契約満了を持って退任することを表明していた。

　1998年のフランスW杯でオランダ、2002年の日韓W杯で韓国を率いてそれぞれベスト4へ導き、さらに2006年のドイツW杯ではオーストラリアを決勝トーナメントに導いた名将がトルコへ。トルコサッカーの躍進は間違いなし!?

(文　近藤安弘)