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アルジェリア-スロベニア プレビュー

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[6.13 10年W杯GL・C組 ピーターモカバ]
※日本時間20:30開始

 10年W杯は3日目の13日、この日の初戦ではアルジェリアとスロベニアが対戦する。

 6大会ぶりのアルジェリアは大会直前に入り、選手の怪我など情報が少なく不気味な存在だ。強豪のエジプトを抑えて予選突破し、今年1月のアフリカネーションズカップでベスト4と着実に成長しているが、3月のセルビア戦には0-3、5月のアイルランド戦も0-3とW杯で16強を狙えそうなレベルの国には勝てていない。

 数字を見る限り戦いにムラがあるのは事実。カリム・マトムール(ボルシアMG)やカリム・ジアニ(ボルフスブルク)、アブデルカデル・ゲザル(シエナ)らの欧州組攻撃陣がどこまでやれるかが、浮沈を分けるだろう。

 対するスロベニアは、あのヒディンク率いるロシアを下しての出場となった。とはいえ、戦力的には「?」をつけざるおえない。一つのポイントは予選で12試合6失点の堅守が本大会でも発揮できるかだ。

 GKボスティアン・セサル、DFミソ・ブレツコ、DFボヤン・ヨキッチの欧州組守備陣が踏ん張り、持ち味の堅守速攻につなげられるか。3月のカタール戦は4-1、直近のニュージーランド戦は3-0と快勝しており、この流れを引き続き発揮して勝利を奪いたい。

(文 近藤安弘)
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