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セルビア-ガーナ プレビュー

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[6.13 10年W杯GL・D組 ロフタス・バースフェルド]
※日本時間23:00開始

 10年W杯は3日目の13日を迎え、この日の第2戦ではセルビアとガーナが対戦する。これは勢力図を見る限り、D組の上位2チームを占う戦いとなるだろう。

 テクニックのセルビアか、スピードのガーナか-の図式になろうことは間違いない。セルビアについていえば、仮想ガーナといえる5日のカメルーン戦に4-3で勝利。アフリカ対策をこなしている。

 セルビアの注目はデヤン・スタンコビッチはいうまでもないが『セルビアのピルロ』ネナド・ミリヤシュがどれだけやれるかにもかかっている。国際舞台でそこまでの活躍はまだ残していないが、キックの精度は屈指。彼がミラン・ヨバノビッチミロシュ・クラシッチら攻撃陣をどこまで“躍らせ”られるか。

 対するガーナは怪我で不在のマイケル・エッシェンの穴を埋められか、その一点にかかっているだろう。ステファン・アッピアーサリー・ムンタリらがどこまで本領を発揮できるか、これがキーとなる。

 前回は初出場で決勝T進出を果たしており、今回もその再現を狙っている。地元といえるアフリカの地での試合で、モチベーションも高い。乗ったら脅威であることは間違いなく、好ゲームが期待されるだろう。

(文 近藤安弘)
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