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FCソウルがリーグ1位でチャンピオンシップへ:韓国Kリーグ最終節

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 韓国Kリーグは7日、リーグ最終節を行い、大田シチズンに2-1で勝利したFCソウルが正規リーグの優勝を決めた。また上位6チームによって争われる6強プレーオフは11月20日から行われ、プレーオフを勝ち上がったチームが、FCソウルとのチャンピオンシップ(第1戦:12月1日、第2戦:12月5日)を戦う。

 2位・済州ユナイテッドFCとの勝ち点1差の首位で大田シチズンとの最終戦を迎えたソウルは1-1の後半42分に元韓国代表FWチョン・ジョグッからのラストパスを受けた途中出場の元韓国代表MFキム・チウが決勝ゴール。2-1で大田に勝利し、自力での優勝を決めた。

 逆転優勝するためには勝つしかなかった済州は仁川ユナイテッドFCとスコアレスドローに終わり、ソウルと勝ち点3差の2位で全日程を終了。それでも昨年の14位から2位へ大きく順位を上げた。

 その他、昨年優勝の全北現代モータースは水原三星ブルーウイングスを5-1で下して3位を守った。蔚山は光州尚武フェニックスとの最終戦を2-1で制し、慶南FCと引き分けた城南一和天馬を逆転して4位浮上。以下、5位の城南、6位の慶南までが6強プレーオフへ進出する。元日本代表FW高原直泰の所属する水原は7位でリーグ戦を終えた。

 なお、得点王は22得点を挙げた仁川の韓国代表FWユ・ビョンスが、またアシスト王は11アシストの韓国代表MFク・ジャチョル(済州)がそれぞれ獲得している。

Kリーグ第30節の試合結果は以下の通り
江原FC 2-0浦項スティーラーズ
全南ドラゴンズ 2-1大邱FC
FCソウル 2-1大田シチズン
慶南FC 2-2城南一和天馬
水原三星ブルーウィングス 1-5全北現代モータース
光州尚武フェニックス 1-2蔚山現代ホランイ
済州ユナイテッドFC 0-0仁川ユナイテッドFC

釜山アイパークは今節試合なし。

Kリーグプレーオフの対戦カードは以下のとおり

【6強プレーオフ】
(11月20日)
[A]全北-慶南
(11月21日)
[B]蔚山-城南
【プレーオフ準決勝】
(11月24日)
[A]の勝者-[B]の勝者
【プレーオフ】
(11月28日)
済州-プレーオフ準決勝勝者
【チャンピオンシップ】
(12月1日)
未定-ソウル
(12月5日)
ソウル-未定

(文 吉田太郎)

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