beacon

[ブラジルL]コリンチャンスがロウナド弾で首位浮上!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

 11月13、14日にブラジル全国選手権セリエA=カンピオナート・ブラジレイロ第35節の試合がブラジル各地で行われた。

 13日には2位コリンチャンス対3位クルゼイロの上位対決が行われた。スコアレスのままの時間帯が続く展開となったが、決着をつけたのは元ブラジル代表FWロナウドだった。ロナウドが87分に得たPKを確実に決めて、コリンチャンスが1-0で勝利。この結果、勝ち点1差で追っていたフルミネンセを抜き、暫定で首位に浮上した。敗れたクルゼイロは失点を喫したあとにジル、ブラジル代表MFジウベルトの2人の退場者を出すなど、次節に向かって厳しい状況となったが、まだ勝ち点差は3としている。復帰したロナウドはここ4試合4得点でチームの首位奪取に貢献している。

 暫定で2位に後退したフルミネンセは14日にホームでゴイアスと対戦。前半19分に先制されたフルミネンセはその後もゴールを奪えない時間帯が続いたが、83分にダリオ・コンカのPKで同点。なんとか1-1で試合を終えたが、勝ち点1のみの確保にとどまり2位に下がった。

 ブラジル全国選手権は残り3節(全38節)。現在首位コリンチャンスが勝ち点63、2位フルミネンセが同62、3位クルゼイロが同60となっており、以下4位アトレチコ・パラナエンセが56、ボタフォゴが同56の得失点差で5位。数字上は4位、5位チームにも可能性が残るとはいえ優勝争いはほぼ3チームに絞られた。なお下位順位は20位が勝ち点27のグレミオ・プルデンテ、19位が同32でゴイアス、18位が同37のグアラニ、17位が同勝ち点でアバイ、16位が同39でビトーリア、15位が同勝ち点でアトレチコ・ミネイロとなっている。
その他試合結果は以下の通り。

■11月13日
アトレチコ・ミネイロ4-1フラメンゴ
コリンチャンス1-0クルゼイロ
サントス0-0グレミオ
■11月14日
フルミネンセ1-1ゴイアス
ゴイアニエンセ3-0パルメイラス
グアラニ1-1ビトーリア
インテルナシオナル2-3アバイ
アトレチコ・パラナエンセ2-1グレミオ・プルデンテ
バスコ・ダ・ガマ1-1サンパウロ

[写真]決勝点を決めたロナウドをコリンチャンスのチームメイトが祝福

▼関連リンク
ブラジル全国選手権2010
ブラジルリーグ選手名鑑
コラム・ブラジル通信
コパリベルタドーレス2010

TOP