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[FCWC]3位決定戦はインテルナシオナルに軍配

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[12・18 FCWC2010 3位決定戦 インテルナシオナル 4-2 城南一和 UAE]

 FIFAクラブW杯2010は18日、開催国UAEで3位決定戦の南米代表インテルナシオナル(ブラジル)対アジア代表城南一和(韓国)戦が行われ、インテルナシオナルが4-2の勝利を収め、3位の座に就いた。
 
 試合は前半15分にインテルナシオナルが先制する。右サイドを抜け出したFWアレクサンドロがゴール前にクロスを送ると、MFチンガがダイビングヘッドで均衡を破った。

 さらに前半27分、右SBのネイがPA内にパスを送ると、MFアンドレス・ダレッサンドロが絶妙なタッチで前方にボールを流す。走り込んだアレクサンドロが右足でネットを揺らし、インテルナシオナルが追加点を奪った。

 そして前半34分、2点のビハインドを負った城南一和にさらなる悪夢が襲う。中央突破を試みたチンガを吹き飛ばしたDFキム・ソンファンがこの日2度目の警告で退場。城南一和は2点ビハインドのうえ、数的不利にも陥ってしまった。

 後半に入ってもインテルナシオナルの勢いは衰えずに同7分、チンガのスルーパスに抜け出したFWラファエル・ソビスが中央にパス。ダレッサンドロが見事なミドルシュートを沈め、インテルナシオナルがリードを3点に広げた。

 攻撃の手を緩めないインテルナシオナルは後半26分、右サイドからネイがゴール前にクロスを上げると、DFに当たったボールがファーサイドに流れ、アレクサンドロがこの日2点目を決めて駄目を押した。

 一矢報いたい城南一和は後半39分、MFチョ・ジェチョルのスルーパスに抜け出したMFマウリシオ・モリーナがループシュートから1点返す。さらに同ロスタイム、FWチェ・ソングク、FWチョ・ドンゴンと繋いだボールを最後は再びモリーナが決め、城南一和が意地を見せて試合を締めくくった。

[写真]インテルナシオナルが3位の座を確保

(文 宝田雅樹)
FCWC2010特設ページ

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