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[アジア杯]豪州、6発大勝で決勝進出

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 アジア杯カタール2011は25日、準決勝のウズベキスタン対オーストラリア戦が行われ、オーストラリアが6-0の大勝を収めて出場2回目にして初の決勝進出を果たした。

 試合は前半5分、MFマット・マッケイのパスに抜け出したFWハリー・キューウェルが2試合連続のゴールを決め、オーストラリアが先制する。さらに前半35分、左サイドのFKからSBデイビッド・カーニーがゴール前にクロスを上げると、FWティム・ケーヒルが頭で落としたボールを2010年AFC最優秀選手のCBササ・オグネノフスキが蹴り込み、オーストラリアが追加点を決めた。

 後半に入ってもオーストラリアは攻撃の手を緩めず、同20分にはケイヒルのパスを起点にマッケイがスルーパスを出すと、左サイドを抜け出したカーニーがネットを揺らして追加点を挙げる。

 ウズベキスタンはCBオディル・アフメドフがDFラインのドリブル突破から単独でシュートを放つが、これはオーストラリアGKマーク・シュウォーツァーの驚異的な反応に遭いゴールならず。直後にウズベキスタンはMFマラト・ビクマエフがオグネノフスキと小競り合いを起こして2度目の警告を受け、退場に。3点ビハインドの中、数的不利となってしまった。

 その後は集中力の切れたウズベキスタンをオーストラリアが攻め立てる。後半29分には右SBのルーク・ウィルクシャーの縦パスを受けた途中出場のFWロビー・クルスがお膳立てして、同じく途中出場のMFブレット・エマートンがゴール。同37分にマッカイのアシストからMFカール・バレリがネットを揺らすと、直後にはクルスの何でもないミドルシュートをウズベキスタンGKテムル・ジュライェフが後逸して6点目。ゴールラッシュを締めくくった。

 この結果、29日に決勝で日本と対戦するのはオーストラリアに決定。一方の敗れたウズベキスタンは、次回大会の予選免除を懸けて、28日に行われる3位決定戦で韓国と対戦する。

[写真]決勝進出を決めたオーストラリア

(文 宝田雅樹)

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