28日付ドイツビルド紙では、ドルトムントの香川真司が怪我をしたことでバイエルンにもチャンスが来るのでは?と報じている。

　ドルトムントとバイエルンの勝ち点差は14。実質的にバイエルンの優勝は厳しいだろうが、ここ2試合格下相手に実力を見せつけている。
　一方のドルトムントは、先週末は試合内容は素晴らしかったが、シュツットガルト相手に1-1の引き分け。さらに香川がアジア杯にて骨折してしまったが、本人は「仲間たちはほんとにダイナミック。僕がいなくても優勝できると思う」と話したという。

　一方のバイエルンのスポーツディレクター・ネーリンガー氏は「ドルトムントにとっては、新しい状況になっている。前半戦、彼らはいつも同じメンバーで闘ってきた。その中で香川ははっきりとした役割の中でプレーしてきた」とコメント。首位を走るドルトムントがこのあとどのような布陣で戦うのか?　香川の故障は非常に残念だがリーグの行方はまた少し違った展開を見せる可能性もあるかもしれない。

(文 福岡正高)

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