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[アジア杯]韓国、ベテランの引退で一時代に区切りか

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 28日に行われたアジア杯カタール2011・3位決定戦のウズベキスタン対韓国戦。今大会を持って、韓国代表のひとつの時代が幕を閉じようとしている。

 大会前にはエースのMFパク・チソンが代表引退を表明。準決勝日本戦後の26日にもベテランSBイ・ヨンピョが代表引退を表明しており、これで今大会にエントリーした選手の中で02年W杯でベスト4に進出した韓国の栄光時代を知るのはSBチャ・ドゥリのみとなってしまった。

 それでも若手の台頭は心強い。今大会5得点とブレイクを果たしたMFク・ジャチョルを始め、4得点を決めたFWチ・ドンウォン、そして10年W杯で韓国のベスト16進出の原動力となったGKチョン・ソンリョン、MFキ・ソンヨンイ・チョンヨン、さらに今大会直前に負傷離脱したFWパク・ジュヨンといった若い逸材が顔を揃える。

 一方で、パク・チソン、イ・ヨンピョといった大ベテランが身を引く韓国代表は、間違いなく今大会でひとつの時代が終焉したといえるだろう。

[写真]ウズベキスタン戦が代表最後の試合となったイ・ヨンピョ

(文 宝田雅樹)

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