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[セリエA]長友がインテル・デビュー、チームも3連勝

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 31日にチェゼーナ(イタリア)から世界王者インテル(イタリア)へ電撃移籍(レンタル)した日本代表SB長友佑都が6日、ホームで行われた国内リーグ第24節ローマ戦で後半30分に投入され、インテル・デビューを果たした。

 試合は開始早々、インテルがMFウェズレイ・スナイデルのゴールで先制。アウェーのローマも前半13分にMFファビオ・シンプリシオがゴールを決め、同点に追いついた。

 しかし、ここからインテルの猛攻が開始。前半35分にFWサミュエル・エトーが勝ち越し点を奪うと、後半17分にはローマDFニコラス・ブルディッソがPA内でファウルを犯して一発退場。このPKをエトーが決めてリードを2点に広げた。

 さらに後半26分にはイタリア代表に初招集されたブラジル人MFチアゴ・モッタが追加点を決めて4-1とした。すると、後半30分に長友がスナイデルに代わってピッチに投入され、左SBのポジションに入った。

 しかし、長友投入直後にローマはFWミルコ・ブチニッチとDFシモーネ・ロリアが立て続けにゴールを奪い、1点差に迫る。それでもインテルは左サイドの長友を絡めた攻撃を展開し、試合終了間際にMFエステバン・カンビアッソが駄目押しのゴールを決めてローマを5-3で振り切った。

 3連勝を収めたインテルは勝ち点を44に伸ばして3位に浮上。首位ミランとの勝ち点差を5に縮めている。

[写真]カンビアッソのゴールを喜ぶ長友(右)

(文 宝田雅樹)

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