マンチェスター・U(イングランド)への移籍が発表された、A・マドリー(スペイン)のU-21スペイン代表GKダビド・デ・ヘア。29日に5年契約を結んだことが発表されたデ・ヘアは、マンU公式サイトで以下のように今の心境を語った。

「このチームに移籍出来たことを誇りに思うし、早くプレーしたくてたまらない」
「ユナイテッドのようなビッグクラブから誘いがあったら、どんな選手だってハッピーに思うさ」
「チームが僕に関心を持ってくれていると知って、より自分の実力を披露するモチベーションになった」

　正守護神エドウィン・ファン・デル・サールの現役引退に伴い、早急な後継者探しが至上命題だったマンUにとって、スペイン代表にも名を連ね、U-21スペイン代表として先日U-21欧州選手権優勝に貢献したばかりのデ・ヘアの加入は大きい。なお同クラブではデンマーク代表アンデルス・リンデゴールやトマシュ・クシュチャクらとポジションを争うこととなる。

　一方で昨季7位に終わっているA・マドリーは守護神が離れ、エースのセルヒオ・アグエロやディエゴ・フォルランにも移籍の噂が出るなど、攻守の柱を欠く可能性が出ている。

[写真]マンUと契約を結んだデ・ヘアがアレックス・ファーガソン監督と