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[スルガ銀行CS]南アW杯以来のPK戦で駒野が成功、「冷静に蹴ることができた」

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[8.3 スルガ銀行チャンピオンシップ 磐田2-2(PK4-2)インデペンディエンテ エコパ]

 舞台が違うため比較はできないが、少しだけ“悪夢”を払拭できたかもしれない。2-2で迎えたPK戦。ジュビロ磐田の4番手を務めたのはDF駒野友一だった。昨年の南アフリカW杯決勝トーナメント1回戦・パラグアイ戦で外して以来のPK戦。歓声はひときわ大きくなり、注目を集めた瞬間だったが、落ち着いた“コロコロPK”でGKの逆を取り、ゴール左下に沈めた。

 磐田によると、駒野は自身が蹴る番が来たときに「歓声が一段と大きくなったのが聞こえた」そうだが、「蹴る時には緊張せず、しっかりGKを見て冷静に蹴ることができました。(自分が蹴る前に)能活さん(GK川口)が止めてくれていたので余裕がありました」と心を落ち着かせ、平常心でキックすることができたと明かした。

 この日はいつもの右SBに入り、攻守で奮闘した。前半11分には、左サイドで得たFKのキッカーを務め、相手のオウンゴールを誘発する低めの速いクロスを入れた。それ以外にも攻守でさすがのプレーを披露。前日会見では「日本の王者としてどんどんアグレッシブに行きたい」と意気込んでいたが、まさに有言実行してみせた。

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