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絶好の同点機に決め切れず…岡崎は今季初先発も不発

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 ブンデスリーガは26日、第4節1日目を行い、日本代表FW岡崎慎司が所属するシュツットガルトはアウェーでヘルタと対戦し、0-1で敗れた。岡崎は左MFで今季初の先発出場。試合終盤には決定機もあったが、決め切れず、フル出場も得点を挙げることはできなかった。

 思わず頭を抱えた。後半41分に先制点を許し、その直後の同44分だった。途中出場のFWポグレブニャクからの浮き球のパスに岡崎が反応。正確なトラップでPA内左にフリーで抜け出し、GKと1対1の決定機から右足で狙い澄まして打ったが、シュートはわずかにゴール右に外れる。絶好の同点機を生かせず、チームも0-1の敗戦。開幕戦こそ岡崎のゴールなどでシャルケ04に3-0で快勝したシュツットガルトだが、その後は3試合連続白星なし(1分2敗)となった。

 待ちに待った初スタメンだった。今年1月にシュツットガルトに加入し、昨季は最終節まで12試合連続の先発出場。1部残留に大きく貢献したが、今季は開幕前の負傷もあり、ベンチスタートが続いていた。開幕4戦目で迎えた初先発のチャンス。前半5分、FWカカウの右クロスに頭で合わせると、同28分にはMFハイナルの左FKにフリーで走り込み、決定的なヘディングシュートを放ったが、惜しくもクロスバーに阻まれた。

 その後も再三、スペースに走り込むフリーランニングを見せた岡崎だが、なかなか味方からラストパスが出てこない。後半28分には長身のポグレブニャクを投入し、前線にパワーを加えたが、試合は0-0のこう着状態が続き、後半41分にミスから失点。最後の反撃も及ばなかった。

 岡崎は今後、日本に帰国し、9月2日のW杯アジア3次予選・北朝鮮戦(埼玉)、同6日のウズベキスタン戦(タシケント)に向けて29日から合宿を開始する日本代表に合流する。

[写真]膝に手を付くFW岡崎慎司

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