アフリカ選手権は30日、グループリーググループBの最終節2試合を行い、コートジボワールのグループ1位とスーダンの2位が決定。コートジボワールは準々決勝でグループA2位の赤道ギニア、スーダンは同1位のザンビアとそれぞれ対戦する。

　2連勝ですでにグループ2位以内を確定させていた首位・コートジボワールは2位のアンゴラと対戦。2-0で勝ち、3連勝とした。コートジボワールは前半33分、個人技でアンゴラディフェンス陣を切り裂いたFWウィルフリード・ボニーの左クロスをDFエマニュエル・エブラが右足で押し込み、先制。さらに後半20分には相手DFとGKの連係ミスを突いたボニーのゴールによって全勝突破を果たした。

　一方、最下位のブルキナファソと戦った3位・スーダンは、FWムダティル・エル・タヒルの2ゴールによって2-1で勝利。勝ち点4で並んだアンゴラを得失点差でかわし、逆転でグループ2位へ食い込んだ。エル・タヒルは前半33分に個人技から先制ゴールを決めると、後半35分にはGKのパントキックで抜け出し、1対1となった相手GKをかわして2点目。ブルキナファソは後半ロスタイムにFWイッサカ・ウエドラオゴのヘディングシュートで1点差としたが、スーダンが逃げ切り、決勝トーナメント進出を決めた。

コートジボワール2-0アンゴラ
[コ]エマニュエル・エブラ(33分)、ウィルフリード・ボニー(65分)

スーダン2-1ブルキナファソ
[ス]ムダティル・エル・タヒル2(33、80分)
[ブ]イッサカ・ウエドラオゴ(90分+6)