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内田が公式戦4戦連続フル出場のシャルケ、4発逆転で連勝

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 ブンデスリーガは18日、第26節3日目を行い、日本代表DF内田篤人の所属する4位・シャルケ04は敵地で15戦勝ちなし(9分6敗)で最下位・カイザースラウテルンに4-1の逆転勝利を収めた。シャルケはここ公式戦3試合で11得点と攻撃陣が好調を維持。内田は右SBで公式戦4戦連続のフル出場で連勝に貢献した。

 試合は前半3分、右サイドFKからファーサイドへ飛び込まれると、フリーのDFロドネイにヘディングシュートを決められる。3戦無得点のカイザースに4試合ぶりとなるゴールを奪われ、先制を許した。その後もカイザースに押し込まれる場面があったが内田が守備で奮闘。同11分には左サイドを抜け出されるが、体を張ってストップ。同15分には相手スルーパスをスライディングでカットした。

 すると前半39分、FWラウルのパスを右サイドで受けたFWフンテラールが中央へ折り返す。これを受けたMFホルトビーがPA手前から左足でミドルシュート。故障明けで10戦ぶりの先発復帰となったホルトビーのゴールでシャルケが同点に追いついた。

 さらに前半終了間際の45分には逆転弾が決まる。DFフクスが敵陣中央でパスカット。自ら持ち込み、相手DFともつれ合いながらも左サイドへスルーパス。抜け出したフンテラールがPA左で切り返し、DFをかわすと冷静に右足シュート。これがゴール左に決まった。フンテラールの今季20点目でシャルケが2-1と逆転に成功した。

 後半に入ってもシャルケの勢いは止まらない。後半6分には、内田とファルファンで右サイドから仕掛けると、中央へ走り込んだラウルへパス。ラウルのパスに抜け出したMFドラクスラーがPA左へ仕掛ける。中央への折り返しはFWファルファンに当たると、正面に詰めていたラウルの足元へ。PA手前からの左足シュートはゴール右へ突き刺さった。4戦ぶりとなるゴールを決めたラウルの元へ、内田も駆け寄り、チームメイトとともに折り重なって喜んだ。3-1と2点差に広げた。

 さらに後半36分にはダメ押し弾。カウンターからチャンスをつくるとファルファンのパスを受けたホルトビーがドリブルで駆け上がる。PA手前でDFを引きつけると、右サイドを並走していたファルファンへパス。ファルファンが左足で流し込み、4-1と試合を決定づけた。そのまま試合は終了。シャルケが前節のハンブルガー戦(3-1)、ELのトゥエンテ戦(4-1)に続く大量得点で連勝を飾った。


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