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プレミアリーグ:第31節2日目、リバプールが3連敗、トッテナムは6試合ぶりの勝利

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 プレミアリーグは1日に31節2日目の2試合を行った。6位ニューカッスルは8位リバプールと対戦し、0-2で敗れてリーグ戦3連敗を喫した。

 前半10分、かつてリバプールに所属したFWアンディ・キャロルがGKティム・クルルと1対1の好機を迎える。クルルを抜き、倒れたがダイビングと判断され、警告を受ける。

 ホームのニューカッスルは同22分、MFハテム・ベン・アルファのクロスをFWパピス・シセがヘッドで合わせて、先制ゴールを挙げた。前半終了間際にも、相手のミスを逃さず、MFダニー・ガスリーがボールを奪いクロスを上げると、再びシセが頭で合わせる。これは決まらなかったが、後半もシセはリバプールの脅威となる。

 後半14分、MFヨハン・カバイェのクロスを受けたFWデンバ・バがゴール前にクロスを送ると、中央の混戦を抜けて逆サイドでフリーになっていたシセへ。シセは難なくこれを決めて、ニューカッスルがリードを広げる。

 後半36分にはリバプールの守護神GKペペ・レイナがゴールキックを妨害したDFジェームズ・パーチへの報復行為で、一発退場となってしまう。すでに交代枠を使い切っていたリバプールは、DFホセ・エンリケがゴールマウスを守ることに。ニューカッスルは10人のリバプールから追加点を挙げることはできなかったが、2-0で勝利。勝ち点を53に伸ばし、再び5位チェルシーに並び、大陸カップ戦(CL、EL)の出場に望みをつなげている。

 また、勝てばアーセナルと勝ち点で並ぶトッテナムは、ホームにスウォンジーを迎えた。

 前半20分、左サイドをMFルカ・モドリッチのスルーパスからMFガレス・ベイルが突破する。中央にクロスを送るとDFがクリアしたこぼれ球を拾ったMFラファエル・ファン・デル・ファールトが押し込み、トッテナムが先制する。その後も、ガレス・ベイルの突破、前線で基準点となるFWエマニュエル・アデバヨルを中心に攻めるトッテナムが、スウォンジーを圧倒して前半を終える。

 後半5分にはスウォンジーもMFギルフィ・シグルズソンのシュートでゴールを狙うが、GKブラッド・フリーデルが好セーブを見せる。だが同14分、再びシグルズソンはゴール前でチャンスを得ると、ボレーシュートを突き刺し、スウォンジーが同点に負いつく。

 5試合勝利から見放されていたトッテナムを救ったのは、アデバヨルだった。後半29分にCKを頭で決めて勝ち越しゴールを決めると、同40分にも右サイドのMFアーロン・レノンの折り返しをヘディングで決めて、3-1と勝利を決定づけた。

 この日の勝利でトッテナムは勝ち点58で3位のアーセナルと並んだ。得失点差もわずか1とライバルクラブに肉薄している。

ニューカッスル 2-0 リバプール
[ニ]パピス・シセ2(22分、59分)

トッテナム 3-1 スウォンジー
[ト]ラファエル・ファン・デル・ファールト(20分)、エマニュエル・アデバヨル2(74分、85分)


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