beacon

復帰のシルバが躍動し、マンCが4-0と大勝!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

 11日に行われたプレミアリーグ第33節3日目のマンチェスター・シティ対WBA戦は、ホームのマンCが4-0で勝利。ケガから復帰したMFダビド・シルバ、前節からスタメンに復帰したFWセルヒオ・アグエロ、そして指揮官との確執のあったFWカルロス・テベスが、そろってスタメン出場した一戦で、前節アーセナルに0-1で敗れた悪い流れを払しょく。首位・マンチェスター・ユナイテッドを追撃する態勢が整ったことを示した。

 エティハド・スタジアムにWBAを迎えたシティは、序盤から圧倒する。開始6分にセルヒオ・アグエロのミドルシュートで先制すると、その後もダビド・シルバを中心にしたパスワークが冴えわたる。同12分には流れるようなパス回しから、テベスがシュートを放つが惜しくも上へ外れる。

 同23分にもダビド・シルバがテベスとのワンツーからシュートを放つと、その8分後にもオーバーラップした右SBミカ・リチャーズが相手のオフサイドトラップをかいくぐり、決定的なシュートを放ったが、ゴール前に戻ったDFが何とかクリアした。

 前半を1-0で折り返したシティの攻撃陣が、爆発したのは後半に入ってから。シルバが右サイドから上げたクロスをMFサミル・ナスリがボレーで狙う。これは決まらなかったが、後半9分にはそのナスリから、アグエロにスルーパスが出ると、これをアグエロが決めて2-0とリードを広げる。後半に入り、多くのチャンスに絡んだフランス人MFは、その後もPA内に侵入しシュートを放つが、ゴール右に外れて行った。

 3点目の起点になったのも、ナスリだった。左サイドからチャンスをつくり、アグエロにパス。アグエロの折り返しに走り込んだナスリは合わせることができなかったが、ゴール中央でフリーになったテベスが確実に決めて3-0。そのわずか3分後にも、アグエロからのパスを受けたダビド・シルバが華麗なループシュートでゴールネットを揺らし、試合を決定づけた。

 点差を広げたシティは、後半18分にテベス、同29分にアグエロ、同36分にダビド・シルバをベンチに下げる余裕も見せた。なかなかベストメンバーを組めなかったマンチェスター・シティだったが、この勝利でマンチェスター・ユナイテッドとの勝ち点差を5に詰め、再びプレッシャーをかけようとしている。


▼関連リンク
プレミアリーグ特集ページ

TOP