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今度はシャビ…CL準決勝で再び現れた“謎のホワイトシューズ”

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 再び謎の白いスパイクが現れた。今度はMFシャビだ。18日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦。チェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジに乗り込んだバルセロナは0-1で敗れたものの、ボール支配率では72%と圧倒的にゲームを支配していた。

 その中心にいたのがシャビだった。低めの位置でゲームをコントロールしながら長短のパスで攻撃を組み立てる。トラップ、ドリブル、キック。すべてが正確なボールコントロールを支える足には白いスパイクが履かれていた。ピッチ上は敵味方問わず派手な色のスパイクを着用する選手がほとんどの中、逆にシャビの純白のシューズは際立っていた。

 同じスパイクを11日のマドリッドダービーでレアル・マドリーのMFカカも着用していた。白いスパイクのつま先部分だけが赤くカラーリングされた謎のホワイトシューズ。それを今度はシャビが履き、欧州CL準決勝という大一番に臨んだ。

 敵地での第1戦を落としたバルセロナだが、21日に迫ったクラシコ、さらにはホームに戻って戦う24日の第2戦を見据えてか、そこまで焦りのようなものを見せることはなかった。後半42分にはシャビをベンチに下げるなど、0-1なら十分に逆転可能と言わんばかりの余裕さえも感じさせた。まだ180分のゲームのうちの半分を終えただけ。史上初の欧州CL連覇を目指すバルセロナ。その中心を担うシャビが“謎の新兵器”とともに第2戦での逆転を狙う。

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