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バルサが7発大勝で望みつなぐも…レアルは次節勝利で優勝決定

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 リーガ・エスパニョーラは29日、第36節2日目を行い、ともにUEFAチャンピオンズリーグではベスト4敗退となった首位レアル・マドリーと2位バルセロナがともに勝利を挙げ、レアルの優勝は次節以降に持ち越しとなった。

 首位レアルはホームにセビージャを迎え、FWクリスティアーノ・ロナウドの今季43点目とFWカリム・ベンゼマの2得点で3-0と快勝。4連勝で20戦負けなし(17勝3分)とし、勝ち点を91に伸ばした。その後、行われた試合で2位バルセロナが敗れれば、その時点でレアルの優勝が決まったが、敵地でラージョと対戦したバルサはFWメッシの2得点2アシストの活躍などで7-0と圧勝。グアルディオラ監督の今季限りでの退任が発表される中、公式戦4試合ぶりの勝利を飾り、逆転優勝にわずかな望みをつないだ。

 前半16分、FWペドロの右クロスにメッシが左足で合わせ、先制点。同26分には左サイドを抜け出したFWアレクシス・サンチェスの折り返しがオウンゴールを誘った。さらに前半38分、メッシのスルーパスからMFセイドゥ・ケイタが追加点。3-0で折り返した後半2分にはメッシのシュートがクロスバーに当たった跳ね返りをペドロが押し込む。後半32分にMFチアゴ・アルカンタラが5点目。同42分、メッシの浮き球のスルーパスからペドロが自身2点目を決めると、同45分にメッシがゴールラッシュを締めくくった。

 リーガは残り3節となり、レアルとバルセロナの勝ち点差は7。次節、レアルは勝てばバルセロナの結果に関係なく、自力での4シーズンぶりの覇権奪回が決まる。次節は5月2日に行われ、バルセロナは日本時間27時からホームでマラガと対戦。レアルは同29時から敵地でビルバオと対戦する。先に試合を行うバルセロナが負ければ、その時点でレアルの優勝が決定。バルセロナが引き分けた場合は、レアルはビルバオと引き分け以上で優勝となる。

 得点王争いではC・ロナウドが4戦連発の今季43点目を挙げ、リーガの1シーズン最多得点記録をさらに更新したが、メッシも2ゴールを決めて今季通算43得点としてC・ロナウドに並び、こちらは両エースが一歩も譲らない熾烈な争いが続いている。


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