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香川、ドルトムントとの契約延長を断る

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 日本代表FW香川真司は、ドルトムントの申し出た契約延長を断ったと、ドイツのビルト紙が報じている。このため、ドルトムントは移籍金を得ることができる今夏に、香川を移籍させる見込みだと同紙は伝えている。ドルトムントは、300万ユーロ(約3億2千万円)で16年までの契約延長を申し出ていたとされている。

 ドルトムントのミカエル・ツォルクSDは「先週、シンジと関係者と話し合いの場を持った。だが、現時点で香川はドルトムントとの契約延長を望んでいない。彼は今後のキャリアを描いており、イングランドでのプレーを望んでいるようだ」と、出演したTV番組で語っている。

 ビルト紙は、香川の移籍先はマンチェスター・Uが有力としている。チェルシーも移籍先の候補として報道されたが、すでにMFマルコ・マリンの獲得を発表しており、同ポジションの選手を獲得する可能性は低いと見られている。また、ツォルクSDは「われわれは金銭的に困っていないため、彼を売却しなければいけない状況にはありません。しかし、香川は市場でも非常に価値のある選手です。適正な価格で彼の獲得を申し出るクラブがあれば、それに応じることになるでしょう。今後、何が起こるかを見守りましょう」とコメントしている。

 香川の移籍について可能性を持たせたツォルクSDだが、同じく移籍がうわさされるFWロベルト・レバンドフスキについては、否定した。「彼は我々の下に残ります。チームに必要な完璧なストライカーですからね」と、語っている。


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