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去就が注目集める香川「過剰に報道されていてショック」

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 ブンデスリーガは28日、第33節を行い、すでに連覇を決めているドルトムントは敵地でカイザースラウテルンと対戦し、5-2で快勝した。ベンチスタートとなったMF香川真司は4-1の後半21分から途中出場し、5点目をアシスト。注目される去就については「しっかり考えたい」と話し、「過剰に報道されていてショック」と周囲の過熱ぶりに戸惑いも口にしていた。

以下、試合後のコメント

―ベンチスタートだったが?
「いろいろ試したいと言っていたから。でも、準備はしていた」

―スタメンじゃないのはいつ分かった?
「まあ、前日練習がそうだったから。ベンチだろうとは思っていた」

―この1週間のモチベーションは?
「この1週間、難しかったです。良く乗り切れたと思います」

―そんなに難しかった?
「優勝したあとですし、モチベーション的には」

―前半の戦いを見ていてどうだった?
「こういう試合になると予想した中でよく逆転して、3点目が入った時点で勝負が決まった」

―ゲッツェが久々の先発でゴールも決めたが?
「今日の試合の評価は難しい。結果を残せて彼にとってよかったと思う」

―入るときは何を意識したのか?
「自分ができる準備をして、何があっても戦えるようにしっかり準備をしていた」

―今日の感じなら前半から出たかった?
「今日はなかなか難しかった。途中でも出たかった。後半も決められるチャンスがあったが、今日は出し手ということで。勝ててよかった」

―ペリシッチの得点につながったシーンはシュートを打とうとした?
「打とうと思ったが、ペリシッチがいいポジションだった。演出した感じがあった」

―(カップ戦決勝を含めて)あと2試合だが?
「結果(ゴール)は、チャンスがあれば狙っている。得点にはこだわりを持って、チャンスがあればいきたいと思っている」

―移籍の話が騒がれているが?
「まあ、難しいですね。日本が騒がなかったら楽なんだけど」

―今月末までに本当に決める?
「今、答える必要はないと思います」

―決めてすっきりではなく、しっかり考えたい?
「しっかり考えたいです」

―シーズンの終わらせ方としては?
「難しい時期でもあるので、1年間やり切ること、最後もやり切ることが大事。プロとしてやりたいと思います」

―「日本の報道が騒がなかったら」とはどういう意味?
「日本の人からいろいろ言われる。いや、過剰に報道されていてショックですけど。次の試合に向けて頑張ります」

(取材・文 了戒美子)

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