セリエAは13日、今季最終節となる第38節を各地で行った。前節、セリエA最多の28度目の優勝を決めたユベントスは、今季無敗をかけてホームでアタランタと対戦した。ユベントスは前半10分にMFルカ・マローネのゴールで先制。同28分には今シーズン限りでの退団が決まっているFWデル・ピエロがゴール正面からミドルシュートを決めて、追加点を挙げた。後半38分にオウンゴールで1点を返されたものの、同ロスタイムにDFアンドレア・バルザリがPKを決めて3-1とし、リーグ最終戦を勝利で飾った。

　ユベントスのユニフォームを着てのホーム最終戦となったデル・ピエロは後半13分に途中交代。その後、試合中にもかかわらず場内を一周し、サポーターに別れを告げた。

　これで今季ユベントスは38試合無敗優勝(23勝15分け)を達成。91-92シーズンのミラン(22勝12分け)に次ぐ、史上2チーム目の快挙となった。なお当時は18チーム制だったため、現行の20チーム制になってからは史上初の快挙となった。残るは20日のナポリとのコッパ・イタリア(イタリア杯)決勝。2冠達成で今季国内公式戦無敗を達成したいところだ。

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