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ボルトン監督、宮市の残留熱望「残ってくれればいいね」

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 英ボルトンの『ボルトン・ニュース』が22日、ボルトンのオーウェン・コイル監督が、日本代表FW宮市亮に来季もボルトンでプレーしてほしいとの意向を示したとのコメントを掲載した。コイル監督は「まだ始めたばかりだが、アーセナルとはすでに話をしている。どうなるか見守りたい。残ってくれればいいね」と話し、残留を熱望したとしている。

 宮市は1月の移籍でアーセナルからボルトンにレンタル移籍。得点こそFA杯で決めた1得点に終わったが、リーグ戦12試合出場に出場し2アシストを記録するなど、着実に実戦経験を積んだ。

 さらに2月には日本代表に初選出され、きょう行われるキリンチャレンジ杯・アゼルバイジャン戦ではAマッチデビューが期待される。シーズン終盤に負傷した右肩についても宮市は「大丈夫です」と語る。昨日の練習後にも「ボルトンでは(移籍後の)最初の練習試合で監督が僕を知ってくれて、次の試合で使ってもらえた。間違いなく、ファーストインプレッションは絶対に大事だと思います」と気合十分で試合に挑むことを強調している。

 日本屈指のスピードスターの成長を促すためには出場機会を求めるのか、チームのレベルを求めるのか。来季も難しい決断を迫られることとなりそうだ。


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