スペインの時代の終わりではないとも

　スペイン代表MFシャビ・アロンソは、ブラジル・ワールドカップ(W杯)が自身にとって最後のW杯になるかどうかは分からないと語った。一方、スペイン代表の時代が終わったとの見方は否定している。

　7日の国際親善試合でエルサルバドルと対戦するスペイン。X・アロンソは試合を前に次のように話している。スペイン『アス』が伝えた。

「真剣に、相手を完全にリスペクトして試合に臨む。フレンドリーマッチだけど、非常に重要な試合だ。僕らはすでにオランダ(W杯初戦)のことを考えている。監督はボリビア戦でできなかったことにトライすることを望んでいると思う」

「コンディション?　別メニューだったけど、普通に練習できるようになり、オランダ戦に向けてエルサルバドル戦でプレーできるようになるのが目標だ」

　32歳のX・アロンソにとって、ブラジルが最後のW杯となる可能性も少なくない。だが、本人は次のように述べている。

「まだ何も決断はしていない。今はW杯のことに集中しているんだ。大会後のことは様子を見よう。今は、それは重要なことと思っていない」

　前回大会の王者であり、EUROでは2大会連覇を成し遂げているスペイン。X・アロンソは、次のように強調している。

「確かに僕らはこの数年で非常にうまくやってきた。EUROで2回優勝し、W杯も制したんだ。でも、僕らはこれで一時代の終わりだと考えてはいない。サッカー史において素晴らしい何かを成し遂げる大きなチャンスと見ているんだ」

「何人かの選手にとっては、これがW杯に出る最後の機会となる。簡単じゃないのは分かっているよ。でも、僕らは優勝のために争う」

---

★大会日程やTV放送、最新情報をチェック!!
2014W杯ブラジル大会特設ページ