メキシコの攻撃力に警戒

　ブラジル代表DFチアゴ・シウバは、今回のワールドカップ(W杯)が守備陣にとって厳しい大会になっていると語った。だが、17日のグループA第2節メキシコ戦を前に、良い準備をしてきたとも述べている。

　今回のW杯では多くのゴールが決まっている。14試合を終えて44ゴールと、1試合平均3得点以上という数字だ。グループBのメキシコ対カメルーン(1-0)、グループFのイラン対ナイジェリア(0-0)の2試合を除き、すべて3ゴール以上だった。

　T・シウバはメキシコ戦を前にした会見で、次のように話している。

「守備が良くなければいけないと思う。今大会はゴールが好きな人、サッカーが好きな人のためのW杯だよ。DFにとっては良くないことだ。でも、それはサッカーの一部なんだよ」

「今週の僕らは守備面で良いトレーニングをしてきた。相手を抑えるためにね。僕らの選手たちは準備ができている。そして、前線の2人がゴールを決めるんだ」

　対戦相手のメキシコについては、次のように警戒を示した。ブラジルは2年前のロンドン・オリンピックで、メキシコに決勝で1-2と敗れている。

「メキシコはトップクオリティーの選手たちを擁するチームだと思う。僕は彼らと何度も対戦してきた。特にオリンピックだ。残念ながら、そのとき僕らは負けてしまった。ジョバニ(・ドス・サントス)と(オリベ・)ペラルタは一瞬で試合を決めることができる。僕らは彼らの攻撃力に気をつけなければいけない」2014W杯ブラジル大会特設ページ
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