beacon

レバンドフスキが待望のW杯初ゴール! ポーランド、サウジに苦戦も今大会初白星で暫定首位に

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWロベルト・レバンドフスキが待望のW杯初ゴール

[11.26 カタールW杯グループC第2節 ポーランド 2-0 サウジアラビア ドーハ/エデュケーション]

 カタールW杯グループC第2節が26日に行われ、グループ2位のポーランド代表が首位のサウジアラビア代表を2-0で下した。今大会初白星を手にし、1勝1分(勝ち点4)で暫定首位に浮上。敗れたサウジアラビアは1勝1敗(勝ち点3)で2位に後退した。第3節は30日に開催され、サウジアラビアはメキシコ代表、ポーランドはアルゼンチン代表と対戦する。

 サウジアラビアは第1戦のアルゼンチン戦で2-1の逆転勝利。優勝候補を相手に大金星を挙げ、一気に今大会の注目チームの1つに躍り出た。対するポーランドはメキシコとの初戦でスコアレスドロー。エースのFWロベルト・レバンドフスキがPKを失敗するなど、悔いの残る結果となった。

 勝てば1994年アメリカ大会以来、28年ぶりのベスト16進出が確定するサウジアラビアは、序盤からスピーディーな攻撃で相手ゴールを襲う。

 ポーランドは押される展開が続く中、前半39分に少ないチャンスをものにした。

 GKボイチェフ・シュチェスニーのフィードを起点に右サイドを駆け上がったDFマティ・キャッシュが折り返すと、ゴール前にフリーで飛び込んだのはレバンドフスキ。ここは決め切れないが、右に流れたボールをコントロールし、冷静にバックパスを出す。ノーマークのMFピオトル・ジエリンスキが右足で豪快に蹴り込み、先制点を奪った。

 一方、アルゼンチン戦に続いて先にゴールを許したサウジアラビアは、前半44分にPKを獲得する。FWサレー・アルシェフリがペナルティエリア内でMFクリスティアン・ビエリクに倒されたシーンが、VARのチェックを経てファウルと判定された。

 前半アディショナルタイム1分にPKキッカーを務めたのはFWサレム・アルドサリ。右足でゴール左を狙ったシュートはGKシュチェスニーに弾かれ、こぼれ球にDFモハンメド・アルブライクが詰めるも、至近距離から右足で打ったシュートは再びポーランド守護神に止められた。

 チームを救ったGKシュチェスニーは、後半10分にもゴール前の混戦から迎えたピンチでファインセーブ。飛び上がってガッツポーズをしてみせた。

 アルゼンチン戦のように同点、そして逆転を目指すサウジアラビアは攻勢を強めるが、シュートがなかなか枠に飛ばない。

 後半18分にはレバンドフスキが左サイドに展開し、MFプジェミスワフ・フランコフスキのクロスからFWアルカディウシュ・ミリクがヘディングシュート。しかし、クロスバーに嫌われる。さらに同21分、右からの折り返しにニアのレバンドフスキが右足で合わせるも、右ポストに当たった。

 それでも後半37分、相手の最終ラインでのミスを見逃さなかったレバンドフスキがボールを奪取し、GKモハンメド・アルオワイスとの1対1から左足で流し込む。代表最多得点記録を保持する同選手は、これがW杯初ゴール。そのままポーランドが2-0で逃げ切り、今大会初の勝ち点3をつかんだ。

▶「FIFAワールドカップ」ABEMAで全64試合を無料生中継!ハイライト無料配信!
★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2022W杯カタール大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2022W杯カタール大会日程&TV放送

TOP