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スペイン紙がベスト16敗退の日本代表に「完璧なW杯を台無しにした」

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スペイン紙が日本代表について言及

 スペイン『アス』が「完璧なワールドカップを“台無し”にしたチーム」として日本代表を挙げている。

 日本はカタールW杯でドイツ、コスタリカ、スペインと同居したグループEを首位で通過。しかし、クロアチアとの決勝トーナメント1回戦でPK戦の末に敗れ、史上初のベスト8進出は叶わなかった。

 同紙は「グループリーグを制した8チームのうち、7チームが2022年カタール・ワールドカップの準々決勝を戦うことになった。勝ち上がれなかったのは日本だけだ」と指摘し、次のように続けている。

「日本はワールドカップ優勝国であるスペインとドイツを意外にも2-1で下し、勝ち点6でグループEを勝ち抜いた。コスタリカに0-1で敗れたが、予選を1位で通過した」

「日本は非常に良いパフォーマンスを見せ、クロアチアだけがラウンド16でPK戦の末、アジアの夢を断ち切ることができた。GKのドミニク・リバコビッチは3本のシュートをセーブし、ベスト8でブラジルと対戦することになった」

 今回は日本が唯一の敗退チームとなったが、逆に首位通過した全8チームが決勝トーナメント1回戦を突破した例も多くはない。同紙は「ラウンド16が行われるようになった1986年以降、グループリーグ勝者の8チーム全てが準々決勝に進出したのは一度だけだ」と紹介している。

「それは2014年のブラジルW杯で、(準々決勝で)ブラジル対コロンビア、フランス対ドイツ、オランダ対コスタリカ、アルゼンチン対ベルギーが行われた時のことだ」

「2010年の南アフリカ大会では、グループCでイングランドを上回った(首位通過の)アメリカだけが、ベスト8進出を逃した。そして2018年のロシア大会では、スペインとコロンビアがともにグループ首位ながらもベスト16で敗れた」

以下、準々決勝に進めなかったグループ首位通過のチーム

1986年 ソビエト連邦(ロシア)
1986年 デンマーク
1986年 モロッコ
1990年 ブラジル
1990年 スペイン
1994年 ナイジェリア
1994年 メキシコ
1998年 ナイジェリア
1998年 ルーマニア
2002年 デンマーク
2002年 スウェーデン
2002年 メキシコ
2002年 日本
2006年 スイス
2006年 スペイン
2010年 アメリカ
2018年 スペイン
2018年 コロンビア
2022年 日本

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