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女子W杯2連覇中の女王・アメリカがGL敗退危機も…ポストに救われて決勝トーナメント進出を果たす

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明暗を分けたポスト

[8.1 女子W杯グループE第3節 ポルトガル 0-0 アメリカ エデン・パーク]

 女子ワールドカップのE組グループリーグ最終節が1日に行われ、アメリカ女子代表がポルトガル女子代表に0-0で引き分けて決勝トーナメント進出を果たした。アメリカは2011年大会以来となる2位でのGL突破となった。

 大会2連覇中のアメリカはGLで前回大会決勝の対戦相手・オランダ女子代表と同組に。GL初戦はベトナム女子代表を相手に3-0で勝利したが、続くオランダ戦は引き分けて決勝トーナメント進出をかけた最終節に臨んだ。最終節を前にE組はアメリカとオランダが勝ち点4で並び、ポルトガルが勝ち点3で3位という状況。アメリカはポルトガルに敗れた場合、GL敗退となりうるという緊張感溢れる一戦となった。

 試合はアメリカが13本のシュートを放つもゴールネットを揺らせずに時間が進んでいく。同組のオランダはベトナムに7-0で勝利したため、敗れると敗退が決まる状況でスコアレスのまま後半アディショナルタイムに突入した。

 すると後半アディショナルタイム1分、ロングボールからポルトガルに最大の決定機が訪れる。背後に抜け出したFWアナ・カペタが強烈なシュートで値千金の決勝点を狙った。ボールはGKも触れずにゴールへと向かったが、ポストに阻まれて得点とはならなかった。

 試合はこのまま終了。アメリカは最終盤にピンチを招いたが、スコアレスドローで1ポイントを獲得して勝ち点を5に積み上げた。一方、ポルトガルは勝ち点4にとどまってアメリカを抜くことはできず。アメリカがなんとか2位に入ってGLを突破した。

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