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[Y☆voice195]近大附FW大西崚太「自分がプレーで魅せて周りを引っ張る」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第195回目は近大附高(大阪)のFW
大西崚太
主将(3年)です。

 全国高校総体初戦では全国高校選手権準優勝の四日市中央工(三重)から2発。優勝候補を撃破する原動力となったストライカーの現在の武器とは?(取材日:7月29日)

―四日市中央工戦は見事な2得点だった
「ヘディングが強いと言うのが持ち味。コーナーキックが自分の得意としている形だったので、狙い通りそこから点取れて良かったと思います」

―身長はそれほど高くない(175cm)が、ヘディングが得意なのは?
「落下地点を読むのが得意で、先に落下地点に入って相手を抑えるところです」

―強豪相手に先に点がほしい試合だったが
「立ち上がりから行って、早い時間に点を取るというのが狙い。四中工は後半から乗ってくると聞いていたので、早い時間に1点取れたことは大きかったと思います」

―2点目もいいところに走りこんでいた。嗅覚がある印象だが
「最近そうですね。こぼれ球とかそういう形での得点も増えてきています」

―山田監督も最近乗っていると言っていたが、変わったところは
「最近のプリンスリーグや練習試合もそうなんですけど、点数が良く入るようになりました。プリンスリーグもここ4試合で7得点くらい取っていて、その前の練習試合でも1試合1点は取っていた。堺(フェスティバル)では1日目が鹿児島城西からで、2日目が市立船橋、3試合目が米子北から取っています」

―ボールを持った時も怖さがあったと思うが
「キープのところは良かったと思うんですけど、後半疲れてきたときにプレーが雑になって、その時に相手のペースになってしまった。そこを改善できるようにすれば、次の試合もいい形でできると思います」

―チーム自体もいい試合をした
「セカンドボールを拾われて相手ペースになる時間が多かった。緊張していたところもあったと思うんですけど、次は相手が初戦ということで、自分達は勢いで勝っていけたらと思います」

―今年キャプテンとしての意気込み
「キャプテンとしてはまだまだ。これからチームをまとめて優勝できたらと思う。試合中はチームの中で誰よりも走って、自分がプレーで魅せて周りを引っ張る。走ることだけは続けていこうと思っています」

―どのような選手になっていきたい
「センタリングとかいい位置にポジショニングとかとって、多く得点に絡んでいけたらと思います」

(取材・文 吉田太郎)

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連載:「Youth star voice」

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