[8.14 ミズノカップU-18IN熊本2012サバイバルマッチ 玉野光南1-1(PK2-3)近大和歌山 熊本総合運動公園サッカー場]

　全国の強豪18校が優勝を争う「ミズノカップ U-18 IN 熊本 2012」初日の「サバイバルマッチ」で全国高校総体出場の近大和歌山(和歌山)と玉野光南(岡山)が激突。近大和歌山が1-1で突入したPK戦を3-2で制し、15日の上位リーグへ進出した。

　試合は前半34分、今春就任した乙倉健ニ新監督の下で大会に臨んでいる玉野光南がFW鈴鹿大祐(3年)のゴールで先制。だが近大和歌山は後半開始直後、FW中村涼太郎(3年)のゴールで同点に追いつく。だが1-1でもつれ込んだPK戦では2人目を終えて0-2と絶体絶命のピンチ。それでも近大和歌山はそこからGK衣笠暢将(3年)が3本連続でシュートを止める大活躍を見せる。初芝橋本との全国高校総体予選決勝でもPK戦で3本をストップしている守護神の活躍によって、近大和歌山が三好(愛知)、熊本国府(熊本)と戦う上位リーグへ駒を進めた。

(文　吉田太郎)

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