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[アイアディアナスカップ]「もっとできた」鳴門CB濱西主将が選手権全国でのリベンジ狙う

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[8.14 アイアディアナスカップ決勝 初芝橋本高 1-0 鳴門高 宮崎県総合運動公園サッカー場]

 鳴門高(徳島)のCB濱西俊樹主将(3年)が選手権全国大会でのリベンジを誓った。濱西は1年時の12年度全国高校選手権1回戦・修徳高(東京)戦に先発出場。だが「地元の修徳だったので、観客や全校生徒、ブラスバンドとか凄くて。完全に飲まれとった」と悔いが残っている。チームはシュート21本を浴びて0-2で敗戦。その時全国のピッチをともに経験したMF中尾優生とGK安永龍生、CB中村諒治、そしてMF真田左京らとともに「もっとできた」という全国の舞台へ舞い戻り、次必ず白星を掴むつもりだ。

 1年時の選手権ではオフェンシブハーフを務めていたように、濱西は元々は中盤の選手だが、新チームではCBのポジションを担う。「CBはおらんし、ボクはどこでもできるという感じだったので」とスタートさせたCBだが、新人戦で優勝に貢献。運動量に絶対の自信を持つ濱西は、香留和雄監督も「計算できる」と評する安定した守備に加え、ボールを奪ってからの攻撃参加も武器とするCBとなっている。アイアディアナスカップでは「ここまでの試合失点が全部あったので無失点で行けたらよかった」。反省点もあるが、準優勝したことを自信に選手権予選に臨む。

(取材・文 吉田太郎)
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