[女子選手権]U-17W杯の経験「学年の壁」をなくして強化…藤枝順心杉田主将が有終V誓う
第23回全日本高等学校女子サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が25日、都内で行われ、U-17W杯でMVPを獲得したMF杉田妃和主将(3年)擁する藤枝順心高(静岡)は、初出場の高梁日清高(岡山)と初戦で対戦することが決まった。
杉田にとって2014年は世界的な評価を得る1年になった。今年3月にコスタリカで行われたU-17女子W杯、U-17女子日本代表のキャプテンとして出場すると、得点ランク2位タイの5得点を記録。大会MVPを獲得し、リトルなでしこを世界一へと導いた。
経験はチームに戻っても還元されていた。藤枝順心高で主将を務めた今季、「学年の壁」をなくすことに取り組んだ。「代表チームは1人1人学年の壁がないことが、いいと思った。自分のチームに帰ってもそんな感じになれば、もっといいプレーが出来る子も出てくると思った。下級生には自分から声をかけたり、逆に話しかけてくれたりするので、フレンドリーな感じで出来ています。キャプテンをやらせてもらって、自分の視野も広がりましたし、いい経験になっています」と笑顔で話した。
注目の卒業後の進路話については「まだ決まっていません」と封印。「相手がどのチームになっても、自分たちのやるべきことをやるというのは変わらない。去年は優勝出来なかったので、今年こそはと思ってます。自分自身最後の大会なので、頑張りたいです」と闘志を燃やした。
(取材・文 児玉幸洋)
杉田にとって2014年は世界的な評価を得る1年になった。今年3月にコスタリカで行われたU-17女子W杯、U-17女子日本代表のキャプテンとして出場すると、得点ランク2位タイの5得点を記録。大会MVPを獲得し、リトルなでしこを世界一へと導いた。
経験はチームに戻っても還元されていた。藤枝順心高で主将を務めた今季、「学年の壁」をなくすことに取り組んだ。「代表チームは1人1人学年の壁がないことが、いいと思った。自分のチームに帰ってもそんな感じになれば、もっといいプレーが出来る子も出てくると思った。下級生には自分から声をかけたり、逆に話しかけてくれたりするので、フレンドリーな感じで出来ています。キャプテンをやらせてもらって、自分の視野も広がりましたし、いい経験になっています」と笑顔で話した。
注目の卒業後の進路話については「まだ決まっていません」と封印。「相手がどのチームになっても、自分たちのやるべきことをやるというのは変わらない。去年は優勝出来なかったので、今年こそはと思ってます。自分自身最後の大会なので、頑張りたいです」と闘志を燃やした。
(取材・文 児玉幸洋)