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[選手権]初出場校・郡山のキーマンFW矢吹遼平「相手を置き去りにしたい」

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 悲願の全国大会初出場を果たした郡山高(奈良)はチーム力の高さに加え、今年は奈良県内で個々のタレントの評価も高いチームだった。注目はFW矢吹遼平(3年)だ。全国でもスピードを活かした突破で貴重なゴールをもたらす。

以下、矢吹コメント
●FW矢吹遼平(3年)
―矢吹選手にとって選手権とは?
「高校の一番憧れの大会。それを目指してここに来た訳で、憧れの大会ですね」

―優勝を決めてから少し時間が経ったけれど今の心境は?
「取った瞬間はあまり実感がわかなかったんですけど、周りの人が言ってくれるにつれて優勝したんだなと。嬉しかったです」

―学校として出たことのなかった選手権。その出場権を手にした
「(出たことがなかったので)イメージは分からなかったですけど、出たかったのでやるしかなかったです。しっかりとやればできると思っていたので、それをしっかりとやれたことは良かったと思うんですけど、初出場ということでこの学校から出れたことはなかなかだなと思っています」

―学業との両立は大変だった?
「大変でしたね。とりあえず眠かったですね(微笑)。(就寝時間は)12時半、1時くらい。7時くらいに起きて。(睡眠時間は)5、6時間。練習でリラックスじゃないですけど、発散できているので(勉強にも)集中できると思っています。(両立)できると思っていましたし、仮にできなくても今年はサッカーをやりたかった」

―きょうテストしたスパイク(adizero F50)の感想を教えてください
「凄く軽い。ボクはスピードで勝負したい選手なので、凄く魅力的だなと思いました。そんな高いスパイク履いたことがなかったので、こんなにフィットするものなのかと驚きました。(このスパイクを履いて全国大会に出場したら)相手を置き去りにしたいなと思います」

―きょう届いたアンセムジャージの感想は?
「格好いいなと思いました」

―選手権への意気込みを
「奈良県の代表ということもありますし、もちろん勝利を目指してやって行きたいですし、前の選手なので得点を獲りたいなと思っています」

―全国大会の目標は? あと周囲への感謝など伝えておきたいということがあれば
「奈良県、最近勝てていないので初戦突破という目標をしっかり持ってやっていきたい。感謝している面では親には自分のことしかやっていなくて、それ以外のことを任せきりなので、やらせてもらえているので感謝していますし、そういう環境作ってもらっているから勉強とサッカーに打ち込むことができていると思います」

(取材・文 吉田太郎)

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