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準決勝に続いて前橋育英との決勝でも2発!桐生一は今泉が群馬新人戦制覇に大きく貢献

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[1.31 群馬県高校新人大会準決勝 桐生一高 4-1 前橋商高 前橋育英高高崎G]

 桐生一高は群馬県新人戦準決勝でFW今泉祐哉(2年)が2得点を挙げた。1-0の前半22分、中盤でボールを奪い返したMF井上翔太(2年)のスルーパスに反応すると、「GKが早く出てきたのでかわせば入ると思った」と飛び出してきたGKを左からかわしながら、ボールはGKの右横を抜くコントロール。鮮やかな個人技で追加点を奪った今泉は、38分にも右中間でMF島田祐輔(2年)のラストパスを受けてからニアサイドへシュートを沈めた。

 自身の持ち味と理想の選手像について「みんなで守ったボールをしっかりと収めていく。(武器は)競り合いの強さと裏への抜け出し。去年の(エース)齋藤雄大選手のようになっていければいい。(課題は)もっと裏だけでなくて足元で受ける時に味方が見えるようにやっていかないといけない」と語った今泉は、全国高校選手権準優勝の前橋育英高との群馬県新人戦決勝(1日)でも後半アディショナルタイムの決勝点を含む2発。優勝の立て役者となった。

 今年の目標は「去年、プリンスリーグに行けなかったので県リーグで自分が得点王になってプリンスリーグへ昇格すること。そしてインハイ、選手権でどちらも育英に勝って全国で優勝したい」。まず自身の2試合連続2ゴールの活躍で新人戦を制覇したアタッカーが、県リーグや総体、選手権予選でも大暴れする。

(取材・文 吉田太郎)

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