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「NIKE MOST WANTED」東海学園の司令塔・渡辺柊斗は堂々の通過「まずボールを持った時のプレーを見て欲しい」

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 世界で戦える若き才能を発掘する世界的なスカウトプロジェクト、「NIKE MOST WANTED」は8日、大阪府のJ-GREEN堺で関西セレクションを開催し、10選手が2月21日に開催される「ジャパンファイナル」進出を決めた。選考を担当した各スカウトから高い評価を得ていたのが、MF渡辺柊斗(東海学園高)だ。2年時に全国高校選手権に出場している司令塔は、まるでゲームを支配しているかのようなプレー。スペースを逃さず、正確性も発揮して得意の左足でゴールも奪うなど存在感を発揮。次はジャパンファイナル突破へ挑む。

以下、渡辺コメント
―合格した感想を
「とりあえず自分の持ち味を出そうと思って、自分の中ではそんなにできたとは思っていなかったんですけど、結果的に合格できて嬉しかったです」

―どういう特長を出そうと
「ボール持ってからのアイディアだったり、パスだったり、ドリブルだったりの判断とか、攻撃の面を出そうと思っていました」

―まるでゲーム支配しているようなプレーをしていた
「そういうプレーも好きですし、自分で前に行くプレーも好きです。その辺は状況によって使い分けたりしています」

―ゴールを決めたりもしていたけれど、自分ではまだまだだった?
「ボールを取られたりしていたので納得できていない感じがしています」

―今回、「NIKE MOST WANTED」へ挑戦しようと思った理由は
「自分の実力がどのくらいにあるのか試そうと思って受けました」

―海外への憧れは?
「自分はずっと海外でサッカーがしたいというのはあります」

―憧れの選手はいる?
イニエスタだったり、シルバだったりのスタイルが好きです」

―13年度に全国大会出場。通用した部分、できなかった部分があると思うが?
「実力では『できるかな』というのが結構あって、残り15分から20分くらい出させてもらったんですけども、緊張というか、メンタル的に弱かったので実力を発揮できなかった。そこを強くすれば、自分の力を発揮できるんじゃないか。当時はメンタルのところがダメだった」

―そのメンタルは身に着けられた?
「3年間過ごしてきて、それなりにチームを引っ張ってやってきたというのがある。少しは」

―ジャパンファイナルへ向けた意気込みを
「ぜひ最後まで残って、プロへ上り詰めたいと思っています」

―どういうところを見て欲しい?
「ボール持った時の想像力やアイディアだったり、まずボールを持った時のプレーを見て欲しいです」

(取材・文 吉田太郎)

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